5月8日(水)、田名中学校で自転車通学者を対象に、自転車のコース走行実技を伴う「チリリン・スクール」が放課後の校庭で開催されました。中央区内で唯一自転車通学を認めている地区がある田名中学校では、約170人の生徒が自転車通学をしているため、新学期を迎えたこの時期に初めての試みとして開催されました。
最初に交通安全指導員が「なぜ自転車は左側から乗るのか」「一方通行を逆走するとなぜ危険なのか」など、安全な乗り方や交通ルール等について細かく理由を説明しました。その後、信号機のある交差点や一時停止場所を設定したコースを、実際に走行しました。
中学生になると行動範囲が広がり、自転車を利用する機会も増えると思いますが、この講習でルールを理解した上で、安全に走って欲しいと思います。講習後に担当の先生が話された「若い命を落として欲しくないから、先生も時々、警察より厳しく通学路の見まわりする。」という言葉が印象的でした。
また、教室の最後に県警本部暴走族対策室の相談員から、暴走族の実態等の講話がありました。