7月8日(月曜日)、清新中学校で「非行防止教室・暴走族加入防止教室」が行われ、3年生およそ270名が参加しました。
○非行防止教室
非行防止教室では、神奈川県警察少年相談・保護センターの警察官により、近年増加している携帯電話に関わる犯罪や問題についてお話がありました。
現在の携帯電話は電話、メール、ゲーム、インターネットなど高機能で便利な道具となっていますが、一歩使い方を間違えれば誰でも「被害者」そして、また「加害者」として犯罪に巻き込まれる危険性があります。
インターネットの出会い系サイトや掲示板などが原因で性犯罪や傷害事件、詐欺事件などに巻き込まれるケースが発生しています。また、他校の悪口を言ったことで学校間の喧嘩に発展したり、他人の個人情報などを載せたりすることなど、軽い気持ちで行ったことが‘‘ネットいじめ’’になっているケースもあるとのことです。
講師から「携帯電話、インターネットを安全に正しく利用できる知識を身につけ、犯罪の道具にしないこと、困ったりしたときには大人に相談すること、フィルタリングは外さないこと、ネットで知り合った人とは会わないことなどを守り、「道具」である携帯電話に振り回されないようにしてください。」との話があり、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
○暴走族加入防止教室
相模原警察署交通課の警察官による「暴走族加入防止教室」では次のようなお話がありました。
暴走族へ入った少年の多くは真面目な生徒で、先輩などから「ちょっと乗ってみないか」「運転してみないか」などと誘われ、軽い気持ちで加入してしまうケースがあります。
暴走族は、一度加入すると抜け出すのは非常に困難であり、暴力団の資金源ともなっていることから暴力団への上納金を納めるために犯罪に走ってしまっている実情もあります。
そして、「危険な運転や騒音で市民の生活を脅かす暴走族は決してかっこいい集団ではなく、簡単な気持ちで誘いには乗らないように」と生徒たちに呼びかけがありました。
リンク:神奈川県警察HP