9月26日(木曜日)午後、相模原警察署で、県柔道整復師会相模支部の皆さんの協力により、身体面から交通事故防止を考える高齢者交通安全教室が開催されました。相模支部では地域貢献を目的に、患者の多くを占める高齢者を対象としたストレッチ教室を定期的に開催していることから、秋の全国交通安全運動の期間に、今回の教室を開くことになりました。
参加者の皆さんは最初に入室したとき、用意されていた足圧計に乗り、足裏のどこに体重がかかっているのかを測定し、足裏の状態を各自確認してから着席しました。交通課警察官による交通安全講話と、生活安全課警察官から振り込め詐欺についての防犯講話の後、支部長の下山さんから「最初の測定結果で、足の5本の指の形が出ず、かかとに体重がかかっている方は“ヒールストライク”という前のめりになりやすい状態です。足の指でタオルを掴む練習をするなど、足指に力が入るように鍛え、転倒しにくい身体づくりを目指しましょう。」と説明があり、ストレッチ体操がはじまりました。
先生のお手本の動作を見ながら、椅子に座ってできる体操、立って行う体操、そしてタオルを使って全身を8の字に動かす体操などを行い、約30名の参加者の皆さんは、自身の身体機能を自覚しさわやかな汗をかいて、リラックスした様子で会場を後にされました。