大野北地区では、平成24年中に自転車が関係した死傷者を伴う交通事故が82件発生しており、子どもから高齢者まで幅広い年代が関係していたことから、大野北地区交通安全母の会が、幼児・中学生・高齢者と、それぞれの年代に応じた啓発活動を企画しました。1月21日(火曜日)午前は、幼児対象の交通安全紙芝居を、渕野辺保育園のコモレビホールにおいて実施し、3歳児と4・5歳児の2回に分けて開催し、合わせて約160名の園児が参加しました。
紙芝居師・さるびあ亭かーこ。さんによる“見て、聴いて、声を出し、体を動かし、全身で参加できる紙芝居!”は、交通ルール・クイズからはじまりました。「信号機のあるところでは、いつ渡ればいい?3つの中から選んでね」と子ども達に質問しながら紙芝居を進めます。手を挙げてクイズに答え、正解するとシールがもらえるということで、皆一生懸命手を挙げていました。歌う紙芝居では、一人の男の子の成長物語をみんなで一緒に歌いながら、「痛い思いをしてわかる人、痛い思いをしないようルールを守る人。みんなは痛いのイヤだよね?」と、交通事故に気をつけるよう語りかけます。
最後は「お家の人は、みんなが出かける時、どうして“気をつけて”って言うのかな?みんなに元気でいてほしいから。みんなの事が大切だから。今日の事を、お家の人にも教えてね。」と約束して、全員が“かーこ。”さんからはシールを、大野北地区交通安全母の会の皆さんからは啓発品を受け取り、にこにこしながらホールを後にしました。歌のメロディーと一緒に、“交通事故に遭わないよう気をつけて”というお母さんたちの気持ちも覚えていてね。