6月13日(木)、田名中学校全学年の生徒が参加し「薬物乱用・暴走族加入防止教室」が開催されました。
脱法ドラッグや覚せい剤、大麻などの薬物を乱用する犯罪が低年齢化していることから、今回は県警察少年相談・保護センターの警察官と、警察ボランティアの“大学生少年サポーター”が薬物乱用防止の講師となり、身近にある薬物と規制されている薬物、子どもは大人に比べ薬物の依存体質になりやすいこと等について話をし、「薬物は身近にある問題であり、なぜ薬物が怖いかを知り、どうやったら避けられるか、断れるかを考えておいて欲しい。困ったら信頼できる大人に相談してください。」と呼びかけました。
また後半は、県警本部暴走族対策室の相談員から暴走族の実態等の講話があり、先輩などから誘われたなど、ちょっとしたことがきっかけで暴走族に“入れられている”実態や、「県暴走族の追放等の促進に関する条例」が制定されていることなどについても学習しました。
会場には学校特別相談員など教育委員会関係者も訪れ、熱心にメモを取っていました。
参考 □少年の薬物乱用を防止するために(神奈川県警察ホームページより)
大学生少年サポーターと学校特別相談員
情報化、少子高齢化など、急速に社会環境が変化する中で、次世代を担う子ども達が犯罪に巻き込まれないよう、また何気ない行動が犯罪行為になるという社会のルールを知ってもらい、安全・安心な生活をおくれるよう、市も警察も様々な取り組みを進めています。
●大学生少年サポーター
平成18年4月から、県警察少年育成課少年相談・保護センターの少年相談員・警察官の指 導・助言の下に活動しているボランティアで、県内の大学に在学し、人格及び行動が規範的で、少年の非行問題に対し深い関心を持ち、任務の遂行に熱意を有する大学生が委嘱されます。非行防止・被害防止キャンペーン活動や街頭補導のほか、非行防止教室や少年に対する学習支援などの活動を行っています。現在県内に14名おり、うち中央区を管轄している相模方面事務所には2名が登録し、活動しています。
●学校特別相談員
今年度から相模原市教育委員会に新設された人権・児童生徒指導班の一員として、学校の安全や危機管理、街頭指導や青少年相談などについて、学校のサポートをしています。警察OBの相談員3名が、小・中学校を定期的に巡回しています。