令和元年東日本台風は、市民生活に欠かすことのできない道路にも、大きな被害を及ぼしました。
市では国や他自治体などからの支援を受けながら、早期復旧に向けて取り組みを進めてきました。
(広報さがみはら6/1号に災害特集あり)
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1004480/1018339/index.html
〇一日も早い復旧のために
令和元年東日本台風により、津久井地域を中心に土砂崩落などの被害があった道路は約500カ所に上りました。
市では、被災直後から現地調査による被害の全容把握や、土砂や倒木の撤去などに着手し、大型土のうの設置など被害拡大の防止を図りながら、通行の確保を進めてきました。
被災した道路の災害復旧の取り組みとして、法面(のりめん)保護や防護柵設置等の工事を実施し、国道413号は、国と連携を図りながら3月27日に、県道64号は、4月24日に通行止めの解除を行い、これにより主要な幹線道路(国・県道)の通行止めは解除されました。
引き続き、市道なども含めた災害復旧工事の早期完成に向けて、取り組んでいきます。
〇国道413号(道志みち)(緑区青根)
道路沿いの斜面から土砂や倒木が流出した法面をコンクリートで覆い本復旧完了
〇県道64号(緑区青野原)
道路沿いの斜面から土砂が流出し電柱が倒壊していた箇所に、ガードレールおよび防護柵を設置し、応急復旧にて通行を確保
〇国と連携した取り組み いち早く駆けつけるTEC-FORCE
今回の台風被害では、国土交通省の「TEC-FORCE(テックフォース、緊急災害対策派遣隊)」による被災箇所の現地調査や復旧工事に対する技術的な助言、国道413号については国の直轄権限代行による復旧工事の支援などを受け、国と連携し迅速な災害復旧の取り組みを行っています。
《TEC-FORCEとは》大規模自然災害が発生したとき、被災地の早期復旧に対する技術的な支援を行うために組織されるチーム。国土交通省の地方整備局等の職員で構成される。
〇国道413号(道志みち)緑区青野原
沢からの土石流により道路崩落した箇所を盛土工事により本復旧完了
問い合わせ⇒道路計画課 042-769-8374