《相模原市長メッセージ》
社会に深い悲しみと衝撃をもたらした津久井やまゆり園事件から、間もなく4年がたとうとしております。
本年3月には、事件の刑事裁判の判決が確定しましたが、ご遺族の悲しみが癒えることはありません。
改めまして、犠牲になられた方々に追悼の意を表するとともに、心身に傷を負われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
現在、令和3年度の新たな津久井やまゆり園の開所に向けて、県による施設の再整備が進んでおり、利用者の皆さまが新しい生活を滞りなくスタートできるよう、関係機関が一丸となり、準備を進めております。
相模原市といたしましても、共生社会の実現を目指し、障がい福祉施策を一体的にまとめた「共にささえあい生きる社会さがみはら障害者プラン」に基づき、さまざまな施策に取り組んでいるところでございます。
今後も、引き続き、津久井やまゆり園利用者の皆さま、ご家族の皆さまに寄り添った支援に努めるとともに、この事件を決して風化させることなく、障がいの有無に関わらず、誰もが安全で安心して暮らせる「共にささえあい 生きる社会」の実現に向け、市民の皆さまと共に諸施策を力強く推進してまいります。
〇市の主な取り組み
●本市の障害などに関する理解啓発のためのキャッチフレーズ「共にささえあい生きる社会」を活用した、共生社会の理念の啓発
●障害者差別の解消に関する啓発・研修の実施
●本市の障害者に関係する施策全般の方向性をまとめた計画「共にささえあい生きる社会さがみはら障害者プラン」の推進
●「第2次相模原市教育振興計画」に基づく『交流及び共同学習』などの推進
ともに生きる
県は共生社会の実現に向けて取り組んでいます。
問い合わせ⇒県共生社会推進課 045-210-4961 FAX045-210-8854
相模原市 高齢・障害者福祉課 042-707-7055 FAX042-759-4395