市内外から38作品の応募があり、選考の結果、大賞1作品、区長賞2作品が決定しました。
入賞作品集は中央区役所のほか、市内の公民館などで配布していますので、ぜひご覧ください。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/chuoku/1025675.html

《中央区さくら文学賞とは?》
中央区の魅力を広く知ってもらうとともに、新たな魅力を発見し、より多くの人に中央区を好きになってもらいたい。そんな願いを込めて、中央区を舞台とした小説を公募しました。結果は昨年12月に発表し、3月6日に表彰式を実施しました。

大賞 『妙見橋(みょうけんばし)で会いましょう』 作 青井月(あおいつき)
あらすじ ある日、私は、淡い恋心が綴(つづ)られた曽祖母の日記をみつける。二人は相武電気鉄道の開通日に妙見橋で会う約束をしていたが、かなわなかったらしい。私は今、その相武電気鉄道の停車場を不思議な縁でつながったある人と巡る。
作者コメント 広報さがみはらでさくら文学賞のことを知り、幻の相武電気鉄道を絡めた話を書いてみようと思いました。中央区大好きです!

区長賞 『いつだって、どこへだって』 作 寅衛(とらえ)まさお
あらすじ 自動車学校に通い始めた「私」は運転への苦手意識を拭えずにいた。そんな私を心配してか、教官の青山さんは「私」を奇妙なドライブへと連れ出した。

区長賞 『宙(そら)のほとりの私たち』 作 春日彩花(かすがあやか)
あらすじ 映像監督の日南透(ひなみとおる)は、検診の結果が思わしくなく、亡き母の病が遺伝したと直感する。そうして帰ってきた相模原で、五年ぶりに同級生と再会する。