高齢者の皆さんが、住み慣れた地域で安心して生き生きと暮らしていくためには、地域との関わりも深めていくことが大切です。
中央区内では、さまざまな人たちが、高齢者の見守り活動や健康づくり、生きがいづくりなど、幅広い支え合いの活動をしています。
今回は、市の地域活性化事業交付金を活用した4つの取り組みを紹介します。
ぜひお近くの活動に参加してみませんか。
☆みんなで声掛け・見守り活動 田名福祉ねっとわーく
田名地区では「みんなでつくろう ほっとする田名のまち」を合言葉に、あいさつや声掛けを通じて、見守り活動に取り組んでいます。
見守りは自治会員などを中心とした約700人の「福祉ねっとわーく協力員」が行っています。
新聞や郵便物の受け取り状況など、変化に気付いたら、民生委員・児童委員に連絡することで、深刻な事態になることを未然に防ぎます。
問い合わせ⇒田名地区社会福祉協議会福祉ねっとわーく 推進委員会(田名まちづくりセンター内) 042-761-0056
★マンガで知る認知症 やさしさいっぱい星が丘を創る会
星が丘地区では「認知症の人を見つけた場合どうすればいいか」など、認知症に関することを分かりやすく地域に広めるため、漫画を作成しています。
漫画は医療などの専門家の監修の下で作成し、自治会員などに配布しています。
問い合わせ⇒やさしさいっぱい星が丘を創る会(星が丘高齢者支援センター内)042-758-7719
☆身近な交流・仲間づくり 中央地区はやぶさの会
月に2回程度、高根2丁目自治会館で音楽に合わせて体を動かしたり、楽しくおしゃべりをしたりしています。
また、マジックショーや落語などのほか、交通安全講話や認知症予防講座などを行っています。
問い合わせ⇒中央地区はやぶさの会会長の藁科さん 080-1317-5403
★ラジオ体操で健康増進 清新ラジオ体操の会
清新3丁目にある矢懸公園では毎週木曜日、清新4丁目公園では毎週水曜日に、朝7:30からラジオ体操を実施しています。
ラジオ体操に参加することで、健康の維持と体力向上、また、参加者同士のコミュニケーションが図られ、お互いの見守りにもつながっています。
問い合わせ⇒清新ラジオ体操の会会長の田邉さん 042-752-8956
このほかにも、各高齢者支援センターでは高齢者からの相談に乗ったり、介護予防に関する教室の開催なども行っています。
問い合わせ⇒中央高齢者相談課 042-769-8349