民生委員・児童委員は、福祉全般に関するさまざまな悩みや問題が生じた人に、同じ地域の住民という立場で相談に乗り、解決する機関へとつなぐパイプ役です。
その歴史は古く、平成29年には制度創設100周年を迎えます。
そんな節目の年を目前に控えた12月1日は、3年に一度の民生委員の改選が行われる日です。
新たに厚生労働大臣から3年の任期で委嘱された民生委員・児童委員が、市内の各地域で活動します。
*誰もが気軽に参加でき、無理なく楽しめる仲間づくりの場で活動しています。
*顔の見える関係づくりから日常の支援につながっています
☆民生委員・児童委員とは 行政や専門機関との連絡窓口(パイプ役)
住民の立場に立って、福祉に関することで悩んでいる市民の相談に応じたり、支援を行ったりする身近な相談相手です。
相談内容に応じて、必要な支援を受けられるよう、地域の専門機関とのパイプ役になります。
全ての民生委員は、子どもに関わる援助などを行う「児童委員」としても活動し、一部の民生委員は児童虐待や子育て支援を専門的に担当する「主任児童委員」として活動しています。
また、高齢者や障害者など、災害時に迅速に避難することが困難な人(災害時要援護者)の支援にも重要な役割を果たしています。
<推薦・委嘱手続きの流れ>
地区民生委員推薦協力会が推薦
市民生委員推薦会が推薦
市長が諮問
市社会福祉審議会民生委員審査専門分科会が答申
厚生労働大臣が委嘱
民生委員・児童委員主任児童委員が決定
☆民生委員をサポートする民生委員協力員
民生委員・児童委員の業務量の増加や、なり手不足が課題となっています。
そこで「民生委員協力員」制度を導入し、活動の補佐や協力をしています。
・民生委員1人につき1人の協力員を配置でき、一緒に活動する上で信頼できる人を自ら協力員候補者として選びます。
・協力員はあくまでも自発的に協力するボランティアとして市長から委嘱されています。
・民生委員の活動を補佐して知り得た個人情報については、民生委員と同様の守秘義務があります。
問い合わせ⇒地域福祉課 042-769-9222