相模原市中央区内では、自転車交通事故が4月から4カ月連続で昨年を上回り急増しています。
特に自転車を利用する機会の多い高校生の事故の割合が高くなっています。自転車も自動車も、もう一度交通ルールの確認と、安全運転の徹底をお願いします。
◎自転車交通事故の5割以上が右左折時、出合い頭に発生
4月からの自転車交通事故件数は、昨年と比べて大幅に増加しています。
自転車交通事故は約8割が交差点で発生していて、その多くは右左折時や出合い頭に起こっています。
これは、安全確認が不十分だったことや、一時停止場所で止まらなかったことが原因です。
◎事故に遭わないために
交通事故は被害者や加害者の心身を傷つけるだけでなく、時として家族の人生も変えてしまいます。
そのような悲しい交通事故が起こらないように、地域の多くの皆さんが協力して、交通事故防止の取り組みを行っています。
事故は普段のちょっとした心掛けで防ぐことができます。事故に遭わないために、次のことを意識しましょう。
1.心と時間に余裕を
予定より5分早く家を出て、余裕を持って行動しましょう。
自転車交通事故の多くは朝夕の通勤・通学時間帯に発生しています。
2.しっかり安全確認
交差点では一時停止し、歩行者や自動車がいないか確認しましょう。
見えにくいところに歩行者などがいるかもしれません。
3.自分の存在をアピール
夕暮れ時や夜間は、自動車から自転車が見えにくくなります。反射材を活用して、相手に自分の存在をアピールしましょう。
また、昼間よりも安全確認を徹底しましょう。
◎こんな運転していませんか
次のような運転は大変危険で、道路交通法などで禁止されています。
●音楽を聴きながら
●傘を差しながら
●スマホを見ながら
●一時停止場所で止まらない
●車道の右側を通行
自転車も自動車と同じように守らなければいけない交通ルールやマナーがあります。
自分の身を守るためにも、交通ルールやマナーをしっかり守りましょう。
◎交通安全は家庭から「いってらっしゃい」の声掛けと一緒に
日常の中のほんの少しの声掛けが家族の身を守る第一歩です。
家庭の中で交通安全について話し合い、家族が出掛ける時には「いってらっしゃい」と一緒に、安全運転を心掛けるよう声を掛けましょう。