いつ、どこで起きるか分からない地震。一瞬の判断が生死を分けることがあります。
いざという時に慌てないよう、地震発生時の行動を一緒に確認しましょう。
【地震発生!】
STEP1 地震発生直後
さがみはら1分間行動
1.その場に合った身の安全の確保
・机やテーブルなどがあれば、その下に入る
・家具や窓から離れ、座布団などで頭部を保護
■揺れが収まったら
2.出口(避難路)の確保
早めにドアや窓などを開けて、出口を確保
3.火の始末
慌てずに火の始末を
■出火したら
1.大声で叫んで周囲に知らせる→必要に応じて119番通報
2.落ち着いて消火活動
3.火が天井まで届いてしまったら、消火は困難なためすぐに避難
◎隣近所の安否確認を!
 自分や家族の安全が確保できたら、ご近所にも目を向けましょう。
「火災は起きていませんか?」
「助けを必要としている人はいませんか?」
 協力して助け合いましょう。

STEP2 避難の流れ
うわさなどに惑わされず、ひばり放送やFM HOT 839などから、正しい情報を集めて行動しましょう。
そのために、日頃から自分や家族が避難する場所を確認しておきましょう。
■自分の家と周囲に火災の危険がある場合
各自治会が指定する一時避難場所(近所の公園、空き地など)に避難してください。
一時避難場所とは、一時的に避難し、災害の推移を見守る場所です。
自治会では、防災の取り組みも行っています。
日ごろからの地域住民同士のつながりを深め、地域の防災力を高めるためにも、自治会に加入しましょう。
■さらに延焼が拡大し、生命・身体の安全確保ができない場合
広域避難場所(小・中学校、高等学校、大学などの広い場所)に避難してください。
火災の危険がなくなったら、自宅や周辺の状況を確認し、危険があって生活できない場合は、避難所(小・中学校など)に避難してください。
■危険がなく、生活できる場合は、自宅で生活してください。
◎災害時も自宅で生活することが目標です!
自宅が安全な場合は、あえて避難所に避難する必要はありません。
住み慣れた自宅ではプライバシーが守られるなど、精神的負担も少なくなります。
日ごろから食料品や日用品を3日分以上を目安に用意しておき、可能な限り自宅での生活ができる準備をしておきましょう。
※落ち着いたら、避難所へ自分や家族の安否情報を伝えましょう。

☆まめ知識
感震ブレーカーは設定以上の地震で自動的に電気を遮断します。ぜひ設置してください。
また、外出先での被災に備えて、家族との安否確認の方法を決めておきましょう。

◎避難時の3カ条
1.火元の再確認。ガスの元栓を閉め、通電火災を防ぐためブレーカーを切る
2.避難は徒歩で(車やオートバイは厳禁)
3.服装は長袖長ズボン、丈夫で履き慣れた靴。軍手やヘルメット(または防災ずきん)を着用し、荷物は両手の空くリュックサックなどに入れる
災害への備えや心構えを身に付けるため地域などで行われる防災訓練に参加しましょう。