マイ・タイムラインを作成しておくと、いざという時に慌てず、安全に避難行動をとることができ、「逃げ遅れ」によって自宅に取り残されてしまうリスクの軽減につながります。内容を踏まえ、過去の経験を振り返りながら、ぜひご自宅でタイムラインを作ってみましょう。
問い合わせ 危機管理課 電話042-769-8208

《マイ・タイムラインって何?》災害に備えて、自分や家族の避難に備えた行動をあらかじめ決めておくものです。各まちづくりセンターで作成ガイドブックを配布しています
https://www.ktr.mlit.go.jp/river/bousai/index00000043.html

1.マイ・タイムラインの作り方
次の6つのステップで、安全に避難するための行動について考え、タイムラインのシートに記入していきます。
ステップ1 ハザードマップで自宅(周辺)の状況を確認する
ステップ2 避難する場所を決める
ステップ3 避難情報や気象情報から自分の「避難の目安」を考える
ステップ4 避難をするときに何を持っていくか考える(非常持ち出し品)
ステップ5 警戒レベルごとに自分や家族が何をするか、避難を完了するまでの行動を考える
ステップ6 「自分たちのまちは自分たちで守る」ため、隣近所でお互いに助け合う、「共助」のためにできる行動を考える

2.「行動リスト」も活用しよう
マイ・タイムラインを作るときの基本的な行動を示したものです。実際に記入したものをタイムラインに貼り付けても使えます。
【地域の動きや注意すること】
役員が集まる
自治会の避難場所を開設する
防災部長が集まる
地区の対応について打ち合わせする
連絡が必要な人に連絡する(相手と連絡内容を記入)
市に連絡する(連絡内容を記入)
近所の人など、必要な人に避難をよびかける(呼びかける相手を挙げておく)
必要なことをする(しなければならないことを挙げておく)
身の周りに注意(注意する内容を挙げておく)

【わたし(と家族)の動き】
気象情報を確認する(確認方法を記入)
川の水位をインターネットで確認する
土砂災害の危険度をインターネットで確認する
連絡が必要な人に連絡する(連絡先を記入)
自分や家族が避難の準備をはじめる(準備にかかる時間を記入)
避難完了!
その他必要なことをする(しなければならないことを挙げておく)

【わたし(と家族)の動き】
家族の予定を確認する
洪水ハザードマップを確認する
土砂災害ハザードマップを確認する
内水ハザードマップを確認する
避難経路を確認する
避難する場所を確認する(避難する場所を記入)
自分や家族の必需品を確認する(必需品を記入)
避難のときの持ち物を確認する
必要なことを確認する(確認する内容を挙げておく)

3.考えがまとまったら、実際にマイ・タイムラインに書き込んでいこう
実際に切り取って普段から目につくところに貼っておいたり、家族で共有したり、ぜひ活用してみてくださいね!