昨年、相模原市中央区では、県内で3番目に交通事故の件数が多く、中でも自転車事故は県内で最も多く発生しました。
交通事故の多くは交差点やその周辺で起きています。
交通ルールやマナーを再確認して、事故を未然に防ぎましょう。
■市内の人身交通事故発生件数
中央区
2019年 852件
2020年 843件
前年比-1.1%
緑区
2019年 483件
2020年 423件
前年比-12.4%
南区
2019年 880件
2020年 709件
前年比-19.4%
緑区と南区は大きく減少、中央区はほぼ変わらない
区内では、二輪車事故、自転車事故、歩行者の横断中の事故が多く、死亡事故も多発しています。
2019年と2020年の発生件数や事故が起こりやすい状況、注意点を紹介しますので、事故防止につなげましょう。
■二輪車事故
区内の発生件数 前年比+15件
2019年 180件
2020年 195件
《発生事例》
右折中の乗用車が、対向車の死角にいた直進中の二輪車に気付かず衝突
注意点
●乗用車側
右折時は徐行や一時停止して安全確認を徹底しましょう。
●二輪車側
右折車から「見落とされているかもしれない」と常に注意し、安全運転に徹しましょう。
■自転車事故
区内の発生件数 前年比+11件
2019年 291件
2020年 302件
《発生事例》
車道の左側を走るべき自転車が右側を通行、一時停止せずに交差点に進入し、乗用車と衝突
注意点
●乗用車側
急な飛び出しに対応できるよう、徐行して交差点に進みましょう。
●自転車側
車道の左側を通行し、一時停止すべき場所では、必ず停止して、安全を確かめてから進みましょう。
■歩行者の横断中の事故
区内の発生件数 前年比+6件
2019年 59件
2020年 65件
《発生事例》
右折中の乗用車が、運転席の死角にいた横断中の歩行者に気付かず衝突
注意点
●乗用車側
対向車だけでなく、右折先の横断歩道とその周辺の安全確認も徹底しましょう。
●歩行者側
横断歩道であっても、周囲を確認しながら横断しましょう。
◎4月6日(火)~15日(木)は「春の全国交通安全運動」
『安全は 心と時間の ゆとりから』
新入学児童・園児を交通事故から守ろう