大量の地中障害物が見つかったことなどから、約3年にわたり一時立ち止まっていた「麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業(約38.1ha)」について、計画の見直しを行いました。
事業の効果や市の財政に与える影響などを検討した結果、将来にわたって市が発展する上で必要であると判断し、事業の再開を決定しました。
今後、令和11年度のまち開きを目指し、適切な進行管理をしながら、事業の早期完成に向けて取り組みを進めます。
■事業の目的
次のような地域特性を生かした、産業を中心とした新たな拠点の形成を図ります。
●圏央道相模原愛川ICから約3㎞に位置
●アクセス道路の整備による交通利便性の向上
商業施設などの立地を想定した「生活支援系ゾーン」
物流などを含む企業立地を想定した「産業系ゾーン」などを計画
■事業計画の見直し案の概要
見直しの方針
法令や制度に沿うとともに、公平性を確保
事業費の圧縮、事業期間の短縮の視点を最優先に見直し案を作成
■総事業費と施行期間
総事業費
当初事業計画 約127億円
当初事業方針を継続した場合 約541億円(当初事業方針のまま、見直しを行わず継続した場合の事業費)
見直し案 約319億円(現時点で想定される経費を計上した上で、地中障害物の調査方法や道路整備などを見直して事業費を圧縮)
施行期間
当初事業計画・・・平成26年度から令和6年度
見直し案・・・平成26年度から令和17年度(まち開きは、令和11年度を予定)
■事業の効果
街並みが整い、景観も良くなり、居住者の増加が見込まれます。
新規企業が立地することで、雇用の場が確保され、税収増加が見込まれます。
→まちの賑わいの創出にもつながります!
問い合わせ⇒麻溝台・新磯野地区整備事務所 042-769-9254
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/machitsukuri/toshikeikaku/1004671/index.html