安全な作業方法①

森林の手入れは不安定な作業場所で危険な道具を使い重量物も扱いますので、ボランティアは無理せず出来る範囲で協力して安全に作業を進めます。ここでは基本的な作業方法を紹介しますが、ケースにより作業方法が異なりますので、講習や熟練者の指導を受けたり専門書を見たりしてスキルアップを図る必要があります。

下刈り

グループで下刈りする場合はお互いに安全距離を保って作業します。
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ササ刈り

ササはカマで刈ると切り口が尖り危険ですので、ノコギリやハサミや刈払機で水平に切ります。
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枝打ち

無節の柱を製材するためや、光環境を改善するために枝打ちをします。枝座部分は残して切りますが、枝が太い場合は下を先に切るか、2回に分けて切ります。高所作業ですので必ず安全帯を使用します。
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伐倒

危険な作業ですので、作業手順と合図を皆で決めて、周囲の安全を確認しながら慎重に進めます。
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かかり木処理

伐倒木が他の木に引っかかり倒れないことがあります。このかかり木を外す作業は、死亡事故が最も多い危険な作業ですので、熟練者が慎重に行う必要があります。
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【出典・参考】
図:「森づくり安全技術マニュアル」(森づくり安全技術・技能全国推進協議会)等より