森の水

森林は水を浄化し、雨水をゆっくり流す働きがあります。横浜市や川崎市の飲料水の水源にもなっているさがみはらの森林は水源涵養林として、しっかり手入れすることが求められています。

雨水のゆくえ

森林に降った雨水は多くの経路を通って少しづつ川や湖に流すはたらきがあり、河川の急な増水を抑えます。

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水を蓄える土壌

森林の土壌はスポンジ(団粒構造)のようになっていて、浸透性・排水性・保水性が良く多くの水を蓄えることができます。このため森林は「緑のダム」と言われます。

団粒構造    水源涵養量

ミネラルの増加

森林の土壌を通った雨水は、人体に有害な窒素・リンが減少し、有益なミネラルが増加します。
但し湧き水を飲む時は大腸菌等の注意が必要です。

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【出典・参考】
図:[森林の多面的機能](滋賀県)より

相模原市の水系

相模原市には相模川と境川の二つの河川の流域があり、神奈川県の水源として利用されていますので、このエリアの森と河川の管理が大切です。

相模原市の水系

水辺で保全の活動を行っている団体など

紹介する団体は多種の活動をしていますので、団体の活動内容や場所を確認して問い合わせしてください。
(青文字の団体名をクリックすると団体関連ページを表示します)

団体などの活動場所

地図上のマークをクリックすると、団体などの名前が表示されます。