木材は紙や建築材料として古くから利用されてきました。技術革新により木製の新しい建材や建築も開発されています。又、木造の既存建築物を再利用することも進められています。
製材(無垢材)
製材所では原木を製材し乾燥後に製品に仕上げます。
合板・集成材・単板積層材(LVL)
近年は接着技術が発達して合板・集成材・単板積層材など、木材を接着した建材が生産されています。
造作・仕上材
製材品や集成材・合板などを使って、建築の造作材や仕上材に加工されています。
紙
木材は紙原料のパルプとして多く利用されています。手漉き和紙もあります。
木造住宅・建築
生産時のCO2排出量が少なく炭素固定量が多い木造建築が注目され、木造の大型建築物や公共建築物等の木材利用促進が進められています。又、木造の古建築や既存建築物の維持・利用も大切です。
品質等の表示
木材の品質規格はJIS(日本工業規格)又はJAS(日本農林規格)があり、違法伐採木材でない証明として「合法木材証明」があります。
神奈川県には独自の表示制度として「かながわブランド県産木材品質認証制度」と「かながわ県産木材産地認証制度」とがあります。
建材流通
製材品や建材は通常、製造工場から問屋・小売店を通して工務店等の建築会社に納入されますが、建築会社に直接納入される場合もあります。
建材生産に関連する団体など
紹介する団体は多種の活動をしていますので、団体の活動内容や場所を確認して問い合わせしてください。
(青文字の団体名をクリックすると団体関連ページを表示します)
<製材業>
<建材加工・製造業>
団体などの活動場所
地図上のマークをクリックすると、団体などの名前が表示されます。