ボランティア活動では保険には必ず入っておく必要があります。安全関連の講習や救急処置も事前に習得しておいた方が良いです。
ボランティア保険の問い合わせ先
グリーンボランティア保険
対象は自然観察から動力機械軽作業までで傷害保険と賠償責任保険がセット
・ NPO法人 森づくりフォーラム (住所)東京都文京区本郷2-25-14 第一ライトビル405
動力機械・救命講習の問い合わせ先
刈払機取扱作業者 安全衛生教育・伐木等の業務(チェーンソー) 特別教育
・ PEO建機教習センター 神奈川教習所 (住所)相模原市中央区渕野辺2-5-8
・ コマツ教習所 東京センター (住所)八王子市七国3-55-1
・ 公益財団法人 相模原市まち・みどり公社 (住所)相模原市中央区富士見6-6-23
救命講習(相模原市の成人向け講習名は「普通救命講習」です)
・ 公益財団法人 相模原市防災協会 (住所)相模原市中央区中央2-2-15
[相模原市防災協会]
応急処置
ハチに刺された場合
1.針を取り、毒を吸い出す ・ポイズンリムーバーを使う
2.局所症状応急手 ・冷水で洗浄・冷却、抗ヒスタミン軟膏を塗る
3.全身症状の応急手当 ・軽度の場合 冷水で洗浄・冷却、抗ヒスタミン軟膏を塗る。手足の場合は心臓側を縛って止血する
・重度の場合 軽度手当の他に、仰向けに寝かせ衣服をゆるめる。搬送は担架を使う
「森づくり安全技術マニュアル」(森づくり安全技術・技能全国推進協議会)
毒ヘビに咬まれた場合
1.安静にして毒の回りを送らせる
2.傷口を清潔な水で洗う
3.傷口の心臓側を圧迫してポイズンリムーバーで毒を吸い出す
[ポイズンリムーバー(森の安全を考える会)]
熱射病になった場合
1.木陰の涼しいところで横になって休ませる
2.服を脱がせ、うちわ・水・氷等で体温を下げる
3.体温が下がらず意識朦朧となる場合は救急車を呼ぶ
骨折した場合
1.ショック症状を起こしやすいので保温・安静を保つ
2.外傷が有る場合は、消毒・止血の手当をする
3.手足の骨折は副木等を添えて固定する
4.病院へ搬送する
多量出血した場合
1.直接圧迫止血 傷口をガーゼ・ハンカチ等で覆い、ビニール袋等をかぶせた手で直接圧迫し続ける
2.間接圧迫止血 直接圧迫止血するまでの間、傷口から心臓に近い部分の動脈を圧迫して止血する
3.緊縛止血 心臓側の動脈を3cm巾以上の止血帯で強く縛って止血する。
(止血時刻を記録して30~60分毎に緩める)
左図:[多量の出血(日本赤十字)]より
心肺停止した場合
1.反応が無い場合、協力者・救急車・AEDを手配する
2.息があれば回復体位にする
3.息が無い場合、人工呼吸(2回)と胸骨圧迫(30回)を続ける(AEDが到着したらその手順に従う)