服装・持物と危険予防

森林作業の服装・持ち物は安全を考慮して選びます。保護具・安全装備も多種ありますので作業に合わせて選択して正しく使用する必要があります。

安全な服装・持ち物

服装

服装は夏でも長袖・長ズボンで、袖や裾は引掛かったり、虫やゴミが入らないように絞れるものが動きやすくて安全です。作業内容に合わせて準備します。

repair1-3_1

【出典・参考】
図:「森づくり安全技術マニュアル」(森づくり安全技術・技能全国推進協議会)等より

持ち物

持ち物はリュックサック等に入れて両手を空けて運ぶと安全です。作業中に携帯する物はポケットや腰袋に入れます。
7-2

保護具

機械道具を使う時は、ケガ予防のために保護具を装着する必要があります。

7-3

救急箱

万一のケガ等に対応出来るよう作業グループ毎に救急箱を準備しておきます。近隣の救急病院の連絡先も入れておくと安心です。7-4

危険予防

ケガ予防

森林での事故事例を知ること、作業に適した服装・道具・保護具・安全器具を準備して正しく使用すること、体調管理、仲間との注意喚起等が必要です。

スズメバチ予防

色は暗い色・濃い色に強く反応し攻撃しますので明るい色の服装が良いです。早い動きにも反応しますので、手で振り払ったり体をひねったりせず静かにその場から離れます。

マムシ予防

性格はおとなしいですが、刺激したり攻撃されると襲ってきます。草むら・石や朽木の下・穴の中に潜んでいるのでむやみに踏み込んだり手を突っ込まないようにします。

落雷避難

落雷の音が近づいたら避難しますが、一本の木や高い木の下は危険ですので安全エリアで背を低くしています。

避難