9月15日

今日の給食は、ごはん、赤魚の塩焼き、豚肉の角煮、青菜と桜えびの和え物、大学芋、根深汁(ねぶかじる)、牛乳です。

根深汁(ねぶかじる)の「根深(ねぶか)」とは、ねぎのことをさします。土を山盛りにして、土の中で白根を長く育てたねぎのことを、根深(ねぶか)ねぎと呼びます。ねぎは全国各地で栽培されますが、地方ごとに特徴あるそうです。大きく分けると、耐寒性のある「加賀群(かがぐん)」、耐暑性のある「九条群(くじょうぐん)」、両者の間の「千住群(せんじゅぐん)」があります。根深(ねぶか)ねぎのほとんどが千住群(せんじゅぐん)の系統です。ねぎを切ったときに、ツンとした香りがしますね。この成分は「硫化(りゅうか)アリル」と呼ばれ、ねぎの辛味成分のもととなっています。この硫化(りゅうか)アリルには、血液をサラサラにする効果や、疲れたからだを元気にする効果があるといわれています。残暑が続き、少し疲れを感じる子もいるかもしれません。根深汁もおいしく食べて、元気に過ごしてほしいと思います。

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