【10月16日の給食】
八宝菜、いかナゲット、茎わかめとしらすの酢の物、フルーツあえ、ごはん、牛乳(845kcal)
八宝菜の話をします。中国・清朝の西太后が権力をふるっていた頃、宮廷で料理人たちが「すこぶる美味なものをひそかに食べている」といううわさが流れました。これを聞いた西太后がさっそく作らせて食べたところ、たいそう美味でした。そこで、料理名をたずねましたが、料理人たちは答えようがありませんでした。というのも、料理を作ったあとの残りをごった煮したものであったので、名前などなかったのです。そこで、西太后が「数々の宝を集めてつくったようで美味で珍しい料理だから八宝菜と呼ぶように。」と言ったといいます。これが八宝菜の始まりであると伝えられています。