【10月22日の給食】
揚げ餃子、ナムル、麻婆豆腐、えび入り海鮮炒め、ごはん、牛乳(824kcal)
麻には「あばた」という意味があります。昔、中国四川省の都に陳森富さんという料理人がいました。この人の奥さんが考え出した豆腐の炒め物を彼女があばた顔であったところから「あばたのおばあさんの豆腐料理」ということで、「麻婆豆腐」と呼ぶようになったという説があります。またこの料理に欠かすことのできない豆鼓(とうち)が黒く転々と入っている様子があばたに似ているところからこの名前がついたという説もあります。
海鮮五目炒めに入っている海鮮はいかとえびです。いか類は、軟体動物のなかで、たこ類と共に発達した脳ときわめて精巧な大きな眼をもっており、高度に分化した動物です。主にスルメイカ、コウイカ、ヤリイカ、ホタルイカなど100種類ほどあります。えびは、海の中、川の中に住むもの全部合わせると2400種類になりますが、食用になるものは限られています。日本でとれるものには、いせえび、くるまえび、しばえび、さくらえびなどがあります。