【11月28日の給食】
笹かま天&白身魚天、みそ田楽、キャベツとえびの甘酢和え、切干大根のピリ辛、ごはん、牛乳(843kcal)
白身魚天には「ホキ」を使用しました。ホキは、体長が1m以上にもなる細長い深海魚です。
一般的に、深海魚には白身魚が多く、回遊魚には赤身魚が多いといわれていますが、これはどういうことでしょうか。
魚は「色素タンパク質」の含有量によって、「白身魚」と「赤身魚」に大別されます。「色素タンパク質」とは、血液の中で酸素と結合し、酸素を筋肉まで届けてくれる物質で、赤色をしています。白身魚は、色素タンパク質が少なく長い距離は泳げませんが、獲物を捕らえる「瞬発力」に長けています。一方、赤身魚は色素タンパク質が多く酸素の循環が盛んなため、長い距離を泳ぐ「持久力」に長けています。
常に泳ぎ続ける「回遊魚」とじっと身を潜める「深海魚」。それぞれの体のしくみの違いが、肉質の違いにつながっているのですね。