今月の世界のお料理は、「チリ」です。献立は、ごはん、エンパナーダ、セビーチェ、粉ふきいも、ポジョ・アルベハド、カスエラ風野菜スープ、牛乳です。
チリは、南アメリカ大陸に位置する南北4,300kmの細長い国で、モアイ像で有名なイースター島もあります。チリの食文化は、スペインからの植民地時代の影響から、伝統的なチリ料理と、スペイン料理が混ざり合って成り立っているのが特徴です。
エンパナーダは、中南米地域で広く親しまれているミートパイのことで、スペイン語で「パンで包む」という意味のEmpanar(エンパナー)が由来となっています。国や地域によって中に包む具材が異なりますが、今日の給食に登場するエンパナーダは、お肉や玉葱を炒め、パプリカパウダーやオレガノで味付けした具を包んだものが登場します。
ポジョ・アルベハドは、チリの代表的な家庭料理で「ポジョ」は鶏肉、「アルベハド」はグリンピースという意味です。粉ふきいもと一緒に、よく味わいながら食べてくださいね。