今日の給食は、ごはん、鶏肉のレモン漬け、にんじんじゃこサラダ、たこの中華和え、ひじきと豚肉の煮物、ばち汁、牛乳です。
毎月19日は食育の日ですが、今月は今日17日に阪神淡路大震災より30年を迎えた兵庫県の料理が登場します。「ばち汁」は、兵庫県の郷土料理で、そうめんの入った温かい汁物です。そうめんを作る際に、麺の端にできる”膨らみ”が、三味線の「ばち」に見えることから、この名前がついたそうです。今日は、かまぼこから作られたそうめん、玉ねぎ、にんじん、しいたけ、油揚げ、長ねぎを入れて、具だくさんに仕上げました。
兵庫県の明石市は、たこの産地として有名ですね。「明石だこ」は、明石海峡周辺から明石沖の潮流の速い海域で漁獲されたたこです。激しい潮流に流されないよう、踏ん張りながら成長するため、足が太く短く、歯ごたえがあるのが特徴だそうです。ぜひ、よくかんで食べてほしいと思います。また「鶏肉のレモン漬け」は、兵庫県の赤穂市で大人気の給食メニューだそうです。鶏肉のからあげに、しょうゆとレモン果汁を合わせたタレを絡めて作ります。
兵庫県をテーマにした給食を味わいながら、ぜひ防災について考えるきっかけになればと思います。なるべく残さず食べましょう。