11月1日 鶏肉のごま酢かけ


【11月1日の給食】
鶏肉のごま酢かけ、白菜の塩こうじ和え、にんじんじゃこサラダ、秋の煮物、柿、ごはん、牛乳(841kcal)

今日の給食は十三夜給食ですね。
中秋の名月の後なので、「後(のち)の月」と言われています。また、十三夜には栗や枝豆を供えることから、「栗名月(くりめいげつ)」や「豆名月(まめめいげつ)」ともいいます。
今日の秋の煮物の中にはその「栗」が入っています。そこで、栗の歴史についてお話したいと思います。日本では、石器時代の遺跡から炭になった栗が見つかり、数千年も前から栗を食べていたことがわかります。栗の実だけでなく、栗の木も家屋や神や先祖を祭る際の建物などに利用されました。栗の実や木は神聖な場所やお供え物にも使われていたことがわかっています。
戦国時代には、栗の食料としての価値や縁起のよさに武将が目を留めて栽培を勧め、干した栗を「かちぐり」として兵士達に持たせ、士気を高めました。このように栗は、昔から日本人に親しまれてきたのです。

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