【11月7日の給食】
いかのカレー揚げ、キャベツの甘酢和え、塩肉じゃが、豆腐のすまし汁、甘夏みかん、ごはん、牛乳(850kcal)
今日は、いかのカレー揚げに使われている「片栗粉」についてお話します。
現在市販されている片栗粉の多くは、ばれいしょ(じゃがいも)から作られています。しかし、もともとはユリ科の「カタクリ」の根からとれるでんぷんを使用していました。明治時代以降に北海道でばれいしょの栽培が勧められ、安く大量に生産されるようになりました。ばれいしょを原料とするでん粉は、カタクリを原料とするでん粉と同じような性質を持つため、片栗粉として使用されるようになったのです。このように、ばれいしょでんぷんが片栗粉と呼ばれるようになったのは、性質が似ていることによるのです。