【10月19日の給食】
みそカツ、ゆで野菜、五目ビーフン、栗入り筑前煮、柿、ごはん、牛乳(898kcal)
十三夜は十五夜に次いできれいな月が見える日です。今日は実りの秋の味「栗」を筑前煮に入れました。栗は木の実なので、ナッツの仲間になります。栗は茹でて食べるほか、栗ご飯、栗きんとん、そしてフランスの代表的お菓子マロングラッセと、いろいろな調理法があります。堅い鬼皮があるので、皮むきはめんどうですが、保存できます。
柿は大別して甘柿と渋柿に分けられます。甘柿では、富有柿、次郎柿、御所柿が、渋柿では、平核無、西条、峰屋がよく出回ります。「桃栗3年柿8年」と言われるように発育には時間がかかります。しかし接ぎ木をすれば、3年位で実を結ぶようになります。柿のしぶ味は、タンニンの一種である「シブオール」というものです。これは、鉄と結合し、鉄の吸収が悪くなり、貧血を起こすことがあるので柿を食べると冷えるともいわれます。渋柿は渋ぬきをして食べるか、干し柿にして食べます。甘柿は、生で食べるほかに、「柿なます」「サラダ」にして食べます。
今日は、栗や柿など、秋の味覚が詰まった給食でした。味わっていただけましたか?