5月11日

今日の給食はかつおの南蛮漬、和風サラダ、ひじきと豚肉の煮物、いももち、ごはん、牛乳です。

今日の注目食材は「かつお」です。
かつおは、初夏と秋の年2回旬を迎えます。初夏のかつおは「初がつお」といい、南の暖かい海で冬を過ごしたかつおが、えさを求めて太平洋を北に向かって泳ぐもので、さっぱりとした味わいが特徴です。一方で秋のかつおは「戻りがつお」といい、十分にえさを食べて丸々と太ったかつおが産卵のために南下するもので、脂がたっぷりのっています。
「初がつお」は、初夏の訪れを告げるものとして親しまれてきました。「目には青葉 山ほととぎす 初がつお」という江戸時代の俳句がありますが、初物を好む江戸っ子は初夏のかつおを大切にし、夏の訪れを感じていたそうです。
今日は旬のかつおを揚げて、さっぱりとした南蛮たれを合わせました。苦手な人も多いお魚ですが、ひと口でも食べて、夏の訪れを感じてもらえたら嬉しいです。

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5月10日

今日の給食は、ごはん、じゃこと豚肉の卵炒め、友禅和え、凍り豆腐のアーモンドみそ和え、若竹汁、牛乳です。

友禅和えの「友禅」とは、布に模様を染める方法の一種で、友禅染めと呼ばれることもあります。ひとつの布にたくさんの色を使うことが特徴で、石川県や京都府で発展した伝統工芸品です。これにちなんで、彩りの良い野菜を細く切って合わせた和え物を友禅和えといいます。今日の友禅和えは、大根、にんじん、きゅうりを使って彩りよく仕上げています。

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5月9日

今日の給食は、鮭のみそマヨ焼き、きゅうりとキャベツの浅漬け、木の葉豆腐、塩肉じゃが、ごはん、牛乳です。

冬に葉を落とした木々が、春に新芽を出し、初夏にみずみずしい若葉をつけて成長していく様子を新緑といいます。今日は新緑の季節に合わせて、木の葉豆腐が登場します。木の葉豆腐は、お魚のすり身と豆腐に、れんこんやにんじんなどの野菜やひじきを混ぜ、成型して作ります。ほうれんそうで色づけし、新緑の季節の若葉をイメージしています。
また、5月6日は立夏といい、暦の上での夏の始まりでした。さわやかな新緑を感じながら、早寝・早起きをし、朝ごはんをしっかり食べ、夏の暑さに負けないよう体の調子を整えていきましょう。

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5月8日

今日の給食は、麦ごはん、豆まめドライカレー、粉ふきいも、セサミコールスロー、ヨーグルトポンチ、牛乳です。

コールスローはキャベツを千切りまたはみじん切りにして作るサラダのことです。にんじんが入っていることが多く、赤キャベツを使ったものや、りんごやパイナップルなどの果物が入っているものがあります。ドレッシングは、サラダ油とお酢で作ったり、マヨネーズを使ったりと様々です。今日のコールスローは、ごまの香りをきかせてアレンジしています。

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5月2日

今日の給食は、ごはん、チキンカツ、ひじきのサラダ、筍のおかか和え、きんぴらごぼう、みかんゼリー、牛乳です。

5月の食育の目標は、「健やかな成長を願う、初夏を感じる」です。今月の給食や「ぱくぱくランチ」では、グリーンアスパラガスや筍(たけのこ)、美生柑(みしょうかん)やひじき、かつお、桜えびなどの季節の食品を学び、みなさんの健やかな成長や、初夏を感じるきっかけづくりができたらと思っています。楽しみにしていてくださいね。
今日の給食には、筍(たけのこ)が登場します。たけのこは一般的に食される筍(たけのこ)は孟宗竹(もうそうちく)という竹の若芽です。鮮度が大切で、掘ってから時間がたつにつれてアクやえぐみが強くなります。そのため、米ぬかで茹でてあく抜きをしてから調理します。今日の給食では、かつお節と和えて調理しました。筍(たけのこ)が竹になるように、みなさんに大きく成長してほしいという願いをこめた給食です。春の味覚の筍(たけのこ)を味わって食べてくださいね。

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