今日の給食は、ごはん、ほっけの竜田揚げ、キャベツときゅうりの浅漬け、肉みそ炒り卵、切干大根の炒め煮、わかめ汁、牛乳です。
ほっけは秋から冬にかけて脂がのり、旬を迎えるお魚です。日本では北海道を代表するお魚で、群れを成して泳ぐ姿が花のように美しく見えるといわれています。法華経(ほっけきょう)の僧が念仏で魚群を帯び寄せたことから、「ほっけ」という名前が付いたそうです。今日はしょうがとしょうゆで下味をつけて油で揚げました。
今日の給食は、ごはん、大根のプルコギ、揚げ餃子、もやしのサラダ、ほうれんそうのじゃこ和え、アーモンド、牛乳です。
今日の注目食材は、だいこんです。
だいこんは、アミラーゼやジアスターゼなど、複数の消化酵素を豊富に含みます。これらの消化酵素は、胃腸の働きを助けて消化を促進し、胃もたれを防ぐ効果があります。
また、大根は、わさびやからしと同じ辛み成分のアリルイソチオシアネートを含みます。この辛み成分にも胃腸の働きを助ける働きがあります。アリルイソチオシアネートは、大根の皮に近い外側ほど多く含まれます。大根おろしなど、組織が破壊されることで作られて、吸収されやすくなります。これから年末年始で、ついうっかり食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。そんな時は、大根の持つ消化を助けるパワーのことを、ぜひ思いだしてみて下さいね。
今日の給食は、ごはん、オムレツ、ハヤシライス、ホットサラダ、こまつなと白菜のソテー、お豆のナゲット、牛乳です。
ハヤシライスは、牛肉や玉ねぎ、きのこをデミグラスソースや赤ワインで煮込んで作るメニューです。「ハヤシライス」という名前の由来は諸説ありますが、福沢諭吉の門下生である早矢仕有的(はやしゆうてき)さんが考案したことから名づけられたといわれています。カップに入った温かいハヤシライスを、ごはんにかけて食べてくださいね。