1月19日 世界のお料理☆スペイン

今月の食育の日は、世界のお料理から「スペイン料理」が登場です。
献立は、五穀米ごはん、スパニッシュオムレツ、マルミタコ、アーモンドサラダ、ファバーダ、牛乳です。聞きなれない料理がいくつかあるかと思いますので、ぜひ読んでくださいね。
スパニッシュオムレツは、正式には「トルティージャ」と呼ばれます。じゃがいも・たまねぎ・ほうれん草・ベーコンなどの具材が入った丸い形をしたオムレツで、ケーキのような形に切って盛り付けるのが一般的です。
マルミタコは、スペインのバスク地方の魚料理です。マルミタコはバスク語で「鍋」という意味で、その昔、漁師たちが漁船の上で手に入る魚と食材を使い、深い鍋で作ったことが由来といわれています。
ファバーダは、スペインのアストゥリアス地方の伝統的な煮込み料理です。白いんげん豆とベーコンやチョリソーなどの豚肉を一緒に煮込み、固いパンと一緒に食べるのが一般的です。給食では白いんげん豆をウインナー・にんじんと一緒に煮込んで作りました。
日本と同じように、外国も地域によって様々な食文化があります。

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1月18日

今日の給食は、ごはん、大豆入り筑前煮、さといものごまみそ和え、キャベツの浅漬け、かきたま汁、みかん、牛乳です。
寒くなってくると、さといもを食べる機会が増えるのではないでしょうか。さといもの旬は品種によって異なりますが、早いものだと9月から10月にかけて、遅いものだと12月から1月にかけてです。日本で生産量が多いのは埼玉県や千葉県、宮崎県などで、実は相模原市内でも生産されています。
さといもには「カリウム」というミネラルが豊富に含まれています。カリウムは体の中の余分な塩分を体の外に排出し、血圧を下げる働きがあります。また、さといも特有のぬめり成分「ガラクタン」という糖質とたんぱく質が結合したものも含まれています。ガラクタンには胃の粘膜や腸の働きを活発にする働きがあります。
年末年始で普段食べないものをたくさん食べた人もいるかもしれません。胃腸の働きを助ける食品を知っていると、体調がよくない時に食事を選ぶ参考になります。ぜひ覚えておいてくださいね。

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1月17日

今日の給食は、ごはん、白身魚のバター醤油ソテー、根菜チップ、ニョッキバジルソース、大根のイタリアンソテー、のりふりかけ、牛乳です。
ニョッキはイタリア語で「塊」や「団子」という意味をもつ、ショートパスタの一種です。じゃがいもと小麦粉を合わせて作られ、モチモチとした特有の食感があります。金曜日は質素な食事をとる風習のあったキリスト教において、木曜日は腹持ちのいいニョッキがよく食べられていたそうです。そのため、今でも「木曜日はニョッキ」と言われるほど、イタリアでは馴染みのあるパスタです。もともとはじゃがいもで作るのではなく、小麦粉を練って作られていましたが、今ではじゃがいもの他、かぼちゃやほうれん草など様々なバリエーションがあります。
今日の給食ではバジルソースと一緒に和えました。バジルはヨーロッパからアフリカ、東南アジアまで世界中で食べられています。「ハーブの王様」とも言われ、特にイタリアやフランスでは重要な香辛料野菜とされています。パスタやピザの他、サラダやソースなど幅広く活用することができるので、今日のニョッキにもよく合うと思います。

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1月16日

今日の給食は、麦ごはん、豚の角煮、お豆のかりんとう、友禅和え、赤しそだいこん、フルーツ和え、牛乳です。
今日の注目料理は、「赤しそだいこん」です。

しそは「青しそ」と「赤しそ」に大きく分かれます。青しそは「大葉」と呼ばれ、料理に使われることが多い品種です。赤しそは6~7月の短い期間にしか出回らない貴重な品種で、梅干しの色付けには欠かすことのできないものです。今日は、赤しそのエキスと塩こうじ・お酢を合わせ、浅漬け風にしてみました。キレイな色味と特有のさわやかな香りを感じてもらえると嬉しいです。

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1月13日

今日の給食は、中央中の山本成海さんの提案献立が登場です!
「体が温まる、冬のぽかぽか給食」というテーマに合わせ、コッペパン、鮭のマヨチーズ焼き、さつまいもサラダ、ほうれん草と卵のソテー、大根と野菜のミネストローネ、みかん、りんごジャム、牛乳という献立を立ててくれました。
寒い季節にぴったりの献立にしたく、北海道をイメージし、鮭やほうれん草、コーン、じゃがいもなどを取り入れてくれたそうです。栄養バランス、彩り、味つけはもちろん、作る人の手間や作業面まで考えてくれました。中学校の給食は1日約6000人分も作っています。みなさんの給食時間に必ず間に合うよう作るため、手間や作業面を考えることもとても大切です。
また、苦手を克服するためにも、あえて「しめじ」のような苦手な人が多いと思う食材を取り入れてくれました。苦手なものもまずは一口挑戦してみましょう。味つけや調理方法が変わると、意外な発見があるかもしれません。

山本さんのコメントはこちら▽

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