今日の給食は、麦ごはん、しいらの米粉揚げ、無限ピーマン、えびとブロッコリーのマヨソテー、うずら卵と玉こんにゃくの煮付け、けんちん汁、牛乳です。
今日の給食には、無限ピーマンが登場です!「無限」という言葉の辞書的な意味は、「限りがないこと」です。無限ピーマンや無限キャベツなどの料理は、野菜にうま味の強い食材を組み合わせ、とってもおいしいのでいくらでも食べられそうだということから、この名前がつきました。今日の給食では、ピーマンに塩昆布とまぐろ油漬けを和えて作っています。
今日は19日、食育の日です。毎月世界のお料理を皆さんに食べてもらっている食育の日ですが、今月は一味変えて、今日から始まるG7サミットの開催地である広島県にちなんで、広島県の郷土料理が登場します。献立は、がんす、きゅうりとしらすの和え物、切干大根のピリ辛炒め、煮ごめ、呉(ご)汁(じる)、ごはん、牛乳です。
そもそもG7サミットとは、7か国のトップが1年に1回集まって、今の世界の課題について話し合う会議です。今回のサミットは、ロシアのウクライナ侵攻で核兵器が使用されるのではないかという不安が世界に広がる中、世界の平和や発展について話し合う会議の舞台として、「国際平和文化都市」である広島が選ばれました。
今日の給食に登場するがんすは魚介のすり身のに衣をつけて揚げたお料理、煮ごめは野菜と小豆を使った煮物、呉(ご)汁(じる)はすりつぶした大豆の入ったみそ汁です。国際平和文化都市である広島県でサミットが開催される意味を考えながら、今日の給食を食べてもらえると嬉しいです。
今日の給食は、ごはん、えびと卵のチリソース、青椒肉絲、春雨サラダ、牛乳です。
青椒肉絲の「青椒」は、ピーマンやししとうなどといった緑色の唐辛子の仲間を、「絲」は細切りを意味し、細く切ったピーマンと豚肉、たけのこや玉ねぎを炒め、甘辛くコクのある味付けをした料理です。ピーマンは昔アメリカで生えていた唐辛子の仲間で、そのころは唐辛子のように赤くて小さくやせていました。これを改良し、今のような緑色で肉が厚くなったピーマンになりました。
今日の給食は鶏肉のマスタード焼き、アーモンド和え、ツナと青菜のペペロンチーノ、ひよこ豆のスープ、美生柑(みしょうかん)、ごはん、牛乳です。
今日の注目食材は、「美生柑(みしょうかん)」です。
美生柑(みしょうかん)は熊本県が発祥地で、別名「河内晩柑(かわちばんかん)」と言われています。熊本の河内という場所で、民家に実っていたところからこの名前がついたといわれています。今が旬の美生柑(みしょうかん)は小学校の給食でもよく登場していましたと思います。
美生柑(みしょうかん)は、「和製グレープフルーツ」とも言われるように水分やビタミンCを豊富に含みます。ビタミンCは皮膚や血管など、さまざまな器官を丈夫に保つ働きをしています。また、体がストレスに対抗するためにも欠かせません。暑くなってくると、体がストレスを感じ、ビタミンCの必要量が増えます。これから来る本格的な暑さにも備えて、しっかりビタミンCをとり、体の調子を整えましょう!