谷戸の朝

今日は市内の谷戸で、日の出の時刻あたりから鳥の調査を行いました。

早朝は、食べ物探しに夢中の鳥たちを見つけるのによい条件です。
調査は常に歩きながらなので写真は撮れませんでしたが、今年は冬鳥の当たり年といわれるとおり、シメやシロハラ、カシラダカの数がいつもより多いように感じました。それから、キクイタダキもふだんの年ならあまり標高の低い場所には下りてこないのに、今日は見られました。
それからついでに、今週土曜日、9日に実施するミニ観察会のネタを採集。

今回の観察会はちょっと趣向を変えて、顕微鏡をのぞいてもらおうというものです。博物館のまわりだけでなく、身近な場所のミクロの世界を見てみようというわけです。
真冬の用水路の水をちょっとすくっただけで、こんなのがたくさんいます。

ユーグレナ(ミドリムシ)のなかまです。
ミニ観察会は9日(土)11時から、博物館1階のエントランスで行います。事前申し込みなどは不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。
(生物担当学芸員 秋山)

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