3月9日土曜日、「ハンドベル スプリングコンサート in プラネタリウム」を開催しました。
おかげさまで当日昼過ぎには観覧券は完売となり、開場を待つ列はエントランスのはやぶさ模型のあたりまで長く伸びました。
開場後、開演を待つ間にもBGMとしてハンドベル演奏があり、その響きに会場の期待が高まります。
まずはプラネタリウム解説員により、今夜の日の入りから、冬の星座、そして春の星座の生解説をお届け。その後、途中で木星についてのクイズや解説を挟んで合計7曲が演奏されるコンサートになりました。
ハンドベルで奏でられたのは、みなさんにもおなじみの曲が中心でした。
そして途中で解説もあったように、様々な奏法も披露されました。
鉄琴のように、爪弾くように、またテーブルにあてたりと、ハンドベルの演奏と言えば腕を振ってベルを鳴らすものというイメージをお持ちだった方にはとても新鮮だったのでは?演者のみなさんの演奏は、時として私たちを、精巧なオルゴールの内側を見ているような錯覚に陥らせます。
また、ある時は、ドームが巨大なスノードームであって、ハンドベルから透明な音符がどんどん産み出されて、プラネタリウム内を満たしていくかのように、私たちを音で満たします。
演奏をする姿は優雅、かつキュート!
目で見て楽しみ
もちろん耳で聞いて楽しみ
空気の振動に体を包まれて体の外側からも楽しみ
ハンドベルミニ知識(一番大きいベルは1.5リットルのペットボトルほどもあるんだとか!)や星々の情報を知って頭でも楽しみ
そして馴染みの音楽を聴いているとその曲にまつわる思い出が去来して心でも楽しめた
そんな1時間になりました。
コンサート後、帰路でこんな三日月をご覧になった方も多かったかもしれませんね。
そして星座を見られる夜が待ち遠しくなったのではないでしょうか。
今日のプラネタリウムコンサートが、夜空を楽しむきっかけになれば幸いです。
ぜひまた当館プラネタリウムに足をお運びくださいね。職員一同、みなさんのご来館、ご観覧をお待ちしております。
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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