枝?いえ、針金にも似てました(マネキグモ)

この頃急に暖かくなって、博物館周辺で見られる生き物も急に増えてきました。
写真は、マネキグモ幼体。今シーズンは初めてお目にかかります。

林の縁などで、数本の糸を張った簡単な網を張るクモですが、体の形や模様が木の枝にあまりにも似ているので感心します。
しかし、今回見つけたのはご覧のとおり、鉄条網の棘の先。
まさか自分がどんな風に見えているか知っているわけでもないでしょうに、こんな人工物にまでうまく溶け込んでいるのにびっくりします。
特に斜めにカットされた針金との類似、絶妙だと思いませんか?

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