博物館近くの公園で、ふと目に留まったのはジグモの住居。岩に袋状のものが張り付いていて、地中に続いています。
もしかしたら子どものころ、ジグモの住居を釣り上げて遊んだ記憶をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。
釣り上げるのは失敗するリスクが大きいので、ちょっと失礼して掘り起こすと…
中にはこんなクモがいます。
ずんぐりしていて、つやつやしています。大きさからしてまだ幼体のメスです。
正面から見ると、地面を掘るのに使う太い大顎が迫力満点です。
ジグモは40年ほど前には生垣の根元などに普通にいたのですが、最近ではあまり見かけなくなりました。
大人になってあまり気に留めなくなった、という事もあるかも知れません。気になった方は散歩のついでなどにでも探してみてはいかがでしょうか。