6月12日、博物館お隣の樹林地を歩いていると、エナガやシジュウカラの群に出会いました。つぶやくようなたくさんの鳴き声は、家族群です。巣立った若い個体がおぼつかない飛び方で木々の枝を飛び回っていました。そのうち、エナガの若鳥の1羽が頭上の枝にとまりました。
好奇心いっぱい、という眼差しでこちらを伺っています。直後、横の枝が気になる様子で、いろいろな角度から見ていると・・
ひょいっと頭を近づけたかと思うと、枝の間に隠れていたシャクガの仲間の幼虫(いわゆる、しゃくとりむし)をつまみ出しました。
エナガにしてはちょっと大きめの食べ物なので、くわえる向きを何度か整えていましたが、そのうち上手に飲み込みました。
飲み込んだ後、またこちらへ「たくさん食べたど~」と言わんばかりのドヤ顔を向けた後、さっと飛び去りました。
たくさん食べて、元気に育ってほしいですね。