10月15日、緑区のある林道へ植物調査に行きました。目的はこちらです。
ハイチゴザサというちょっと珍しいイネ科の植物です。これまでこの場所では見ることが無かったのですが、一昨年の台風19号で崩落した沢の、堆積した土砂から生えていました。沢の上流に生育地があり、そこから土砂ごと種子が運ばれてきたのでしょうか。小さな花の粒に水滴をまとっていました。
林道は今、花盛りです。水筒を洗うブラシのようなサラシナショウマ。
なんともいえないスカイブルーの花が美しいセキヤノアキチョウジ。
喜んで写真を撮っていたら、足元にはヤマビルが迫っていました。
気温が高く雨も多いので、ヤマビルもまだ元気です。そういえば、帰りに寄った相模川の河原ではツクツクボウシが鳴いていました。夏もまだしぶとく残っています。