博物館の駐車場や建物の裏手には、数メートル掘り込まれた排水路が通っています。建物裏手の排水路の上部は金網でふさがれているのですが、先日、そのそばで作業をしていると、シジュウカラやエナガの鳴き声がしていました。声のする方を見ると、金網の上に乗っています。
すると、金網の下へスルッと入ってしまいました。
そのすぐ後には、メジロが下からヒョコッと出てきました。
羽が濡れています。どうやら、排水路にたまった水で水浴びをしていたようです。この排水路は普段はあまり水が流れていませんが、ところどころに落ち葉や水たまりがあるので、それを利用しているのでした。
ヤマガラもお風呂上りのようになっています。
排水なのであまりきれいな水とは言えないのですが、考えてみると、金網の目は外敵が入れる大きさではないため、中は安全な水場ですね。
ちょっと意外な場所でしたが、鳥たちにとっては貴重な水場になっているようです。