高校生とホタル観察会

5月27日、市内の県立上溝南高校のホタル観察会にお招きいただきました。まず、校内で事前学習会です。

まずは校内で事前学習

「ホタルを見ながら生物多様性について考えよう」と題して、1時間ほどお話ししました。これから観察するゲンジボタルは、外から持ち込まれたものではなく、正真正銘、地元産の個体群です。それが生物多様性の観点からどれほど重要なことか、解説しました。同じ内容ではありませんが、ゲンジボタルについても触れた、さがみはら生物多様性ネットワークでお話しした動画があるので、よろしければご覧ください。
そして、生徒さんたちは40分ほどかけてゲンジボタルの生息地まで歩きます。ほどよく日も暮れて、歩き始める直前に早速、明滅飛行するゲンジボタルが出迎えてくれました。生徒さんたちは、カウンターを持って光っているゲンジボタルの個体数を数えながら歩きます。

ゲンジボタル(終了後に居残って撮影した写真です)

 

光るゲンジボタル

まだシーズンの初めなので、数は50個体ほどで多くはありませんでした。しかし、生まれて初めてホタルを見るという生徒さんも多く、とても盛り上がりました。

元気な生徒さんや先生方、OBなど約70名が参加しました!

途中、ニホンアマガエルが鳴嚢(めいのう)を膨らませて鳴いている姿を観察したりしました。

ニホンアマガエル

夜の校外活動ができる学校、素敵ですね。ゲンジボタルを地域学習の思い出の一つとして、記憶に刻んでもらえたら嬉しいです。

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