こんにちは。社会教育主事実習生です。
本日は中央エントランスにて、「博物館de夏まつり!伝統的七夕でワッショイ!」の最後のイベントとなる星のストラップ作りを行いました。
来場してくださった方の中には、七夕といえば7月7日であるのにどうしてまだイベントを行っているのか、と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。実は旧暦の7月7日は現在でいうところの8月上旬にあたり、当館では「伝統的七夕」をより身近に感じてもらうためにこのような企画を行っています。
星のストラップはシンプルな作りではあるものの、綺麗に形を整えるには少しコツが必要です。
60名の制限を設けたのにもかかわらず、年齢を問わず多くの方が参加してくれました。時に和気あいあいと、また時に真剣なまなざしで星を作っている皆さんの様子には何となく微笑ましさを感じました。
当館のプラネタリウムや天文展示室、またお隣の宇宙科学研究所に見られるように、この辺りには星や宇宙について学ぶことのできる展示や施設がたくさんあります。
今日「かわいい~!」と言いながら完成した星を見ていた小さいお友達が、いつか本当に星について興味を持ち、将来宇宙に携わる道へ進むようになることもそう遠い未来ではないように思います。
また、本日は博物館での最後の実習日でした。
学芸員資格を取る方々と共に博物館について学んだり、実際に企画の手伝いを行ったりしたことで、博物館の役割や地域とのつながり、またそこに携わる人々や参加する人々の声を生で聞くことができ、非常に大きな学びとなりました。
また、私自身地元がこの周辺であるため、小さい頃から目で、鼻で、肌で感じていたこの博物館に大学生になった今立ち返り、学べたことはとても嬉しく思います。
相模原市の歴史や文化財を収集・保管し、そして地域との交流を生み出す重要な立ち位置であるのはもちろん、静謐な空気をまとう常設展示コーナーの入口に立った時、ふと懐かしさを感じさせてくれるこの市立博物館に今度は職員として戻って来ることができるよう、これからも勉学に励みたいと思います。