生きものミニサロン 麻布大学ミュゼットとコラボしました!

10月22日、毎月恒例の生きものミニサロンは、麻布大学いのちの博物館で展示解説を行うサークルの「ミュゼット」のみなさんとコラボレーションしました。折しもJAXA特別公開と重なり、たくさんの来館者が見込まれたため、10時、12時、15時の1日3回実施としました。

いつもと違う、生きものミニサロンの風景です!

内容は、いのちの博物館から持ち込まれたたくさんの骨格標本を用いた「出張展示解説」です。特に目を引いたのは、アフリカゾウの頭骨(上あご)と下あごです。巨大な骨に「これ本物?」と質問されていた方が多くいました。もちろん、本物です。重さも体験してもらいました。

持てたよ!

準備をしている最中から、どんどん人の群れに囲まれていきます。学生さんたちはそんな中でも臨機応変に進めてくれました。

動物、鳥類などたくさんの骨格標本を用意してくれました

骨のスケッチも取り入れています。

スケッチして形を確認します

こちらは手首の骨(手根骨:しゅこんこつ)の実物立体パズルです。結構難しくて、大人も苦戦していましたが、そのぶん、できた時の喜びも大きくて盛り上がりました。

手根骨の実物立体パズル

3回目の15時の回は、お客様が途切れた16時すぎまで続き、さすがにミュゼットのみなさんも疲れた様子でしたが、しっかりやり遂げてくれました。
麻布大学は、今週末の10月29、30日に麻布大学祭を開催します。そこでもミュゼットのみなさんはいのちの博物館で展示解説を実施します。ぜひご来場ください。また、現在当館といのちの博物館は様々な面で連携を進めていて、ミニ展示「鎌倉時代初めの相模原の武士団 横山党」を巡回展示中です。大学祭に行かれる方は、こちらもぜひご覧ください。
生きものミニサロンは、今後もこうしたコラボ企画を進めたいと考えています。来月は11月26日(土)12時から、通常どおり1回の実施です。

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