【開催中!】市史ミニ展示 日露戦争と市域の村々<鈴木重光コレクション>

現在、当館の常設展示室内で市史ミニ展示を行っています。

テーマは「鈴木重光(しげみつ)」です。
鈴木重光(1887~1967)は旧津久井郡内郷村の民俗研究者・郷土史家です。
民俗研究者の柳田國男とも親交が深く、多くの著作を残しています。

鈴木重光(一番左端)

展示の様子

当館では鈴木重光が集めた資料約8万点を収蔵しています。
近年、当館歴史ボランティアグループである「水曜会」により目録が整備され、その全体像が明らかになりました。いずれも明治~昭和の貴重な資料です。

今回は日露戦争に係る貴重な写真やイラストを展示しています。
このころ流行した風刺画や戦場の状況を伝える写真から、日露戦争がどのように報じられたのか、改めて考えるきっかけになればと思います。
また、市内の戦没者慰霊碑にも注目し、併せて紹介しています。

機関銃をみる日本軍兵士たち

118年前の風刺画(1905年刊行の冊子)

このミニ展示は10月22日(日)まで開催していますので、ぜひご覧ください。
また、10月末には内郷村周辺の民俗をテーマとして、展示の内容を変更しますので、お楽しみに。

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