1月10日は新年あけて初の相模原縄文研究会(当館で活動するボランティア)の活動日でした。
当館は現在エレベータ改修に伴う臨時休館のため、特別展示室が使用されていません。
そこで、寄贈された縄文土器を並べて作業を行いました。いつも活動している実習実験室より広く、「土器の仲間集め」がはかどります。
文様をもとに似た土器を集めます。
仲間がおおよそ集まったら接合作業をします。
以下は接合した例です。ほかにも多く接合しています。
遺跡から出土した土器は仲間集めを経て、元々の形状に復元されます。
いろんな文様があって似たものは多いのですが、ピタリと接合するものはなかなかありません。地道な作業ですが、考古担当学芸員も縄文研究会のみなさんと一緒に楽しんで取り組んでいます。
(考古担当学芸員)
【休館のお知らせ】相模原市立博物館は館内エレベーターの改修工事のため、令和6年2月29日まで休館となります。休館期間中も職員は出勤しております。電話や電子メールなどは通常どおりつながります。また、休館期間の学芸員の活動の様子などはこのブログや、SNSなどで発信してまいります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をいただきますようお願いします。