1月13日(土)、市内緑区の神奈川県立津久井湖城山公園で自然観察会「鳥たちのくらしを探ろう」(主催:公益財団法人神奈川県公園協会)が行われ、当館学芸員がご案内しました。同公園根小屋地区の研修棟内で本日の見どころを簡単にレクチャーした後、早速外へ出て、まずは双眼鏡の使い方の説明です。
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外で双眼鏡の説明
双眼鏡の基本設定だけでなく、双眼鏡を使いつつ、基本はまず肉眼で見て、それから双眼鏡を使うといった野鳥観察の基本も最初にお話ししてから出発しました。
公園内の「御屋敷跡」へ上がると、芝生の上でセグロセキレイとハクセキレイを同時に観察できる幸運なシチュエーションに遭遇。
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セグロセキレイ
よく似た両種の識別をじっくりと確認できました。
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ハクセキレイ
さらに展望広場へ上がると、遠くにイカルが見えました。
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イカル(別の日に撮影)
この日はイカルが群れで行ったり来たりしていて、この後、軽やかな鳴き声も聞くことができました。
突然、上空にタカの仲間が!
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ツミの幼鳥が上空を飛びました
ツミの若鳥です。速いスピードで旋回してから飛び去りました。でも、ほとんどの方が観察できて、タカの旋回のカッコよさに歓声が上がりました。
終盤の注目種は、ジョウビタキのメスです。
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ジョウビタキのメス(別の日に撮影)
かわいらしい姿に、こちらもみなさん大喜び。
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お天気に恵まれて快適な探鳥
午前中の短い時間でしたが、合計で20種以上の野鳥を見聞きすることができました。
この日は午後からお天気が急転して少し雪も降ったりしましたが、午前中は快晴で絶好の探鳥日よりとなりました。
(生物担当学芸員)
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