宮ヶ瀬湖畔で自然観察会を実施しました

本日は月曜日ですが、博物館は開館しています!夏休み期間(8月25日まで)は休館日無しで営業します。プラネタリウムも夏休み期間の特別上映を実施中。上映番組に関連したプレゼントなどもあります。特別展示室では民俗企画展「上溝番田の神代神楽」が好評開催中です。酷暑の中ですが、涼しい博物館へぜひお越しください!

さて、先週の7月27日には宮ヶ瀬湖畔園地で小学生向け自然観察会を実施しました。
内容は野外の危険生物についてのおはなしと小さな昆虫たちの観察です。

危険生物のおはなしでは、スズメバチやマダニの標本と生きたヤマビルを観察し、体の構造の違いに気づいてもらうとともに、対処法を一緒に考えました。

子どもたちは、はじめて間近で見るスズメバチをじっくり観察しています。
ヤマビルとマダニについては、保護者の方のほうがより興味をもたれていたようです。

昆虫の観察の時間では子どもたちと昆虫を探し、発見した虫をみんなで観察しました。
一見何もいないように見える木にも、じつは小さな虫たちがたくさんいます。

木の葉を網で掬(すく)うことで小さな昆虫を採集し、チョウやトンボのような大きな虫だけではない、より小さな虫たちの世界を少しだけ覗いてもらいました。

なお、当観察会は宮ヶ瀬ダム振興財団主催の小学生向けイベント「サマーアカデミーみやがせ2024」の一環として実施されました。
当ブログ記事で使用した写真もすべて同財団からご提供いただいたものです。
(動物担当学芸員)

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