当館1階情報サービスコーナー入口横が定位置の『市民学芸員かわら版』について、今月から最新第16号の掲示が始まりました。最新号のテーマは、「伝説の中のさがみはら女子」です。
『市民学芸員かわら版』とは、当館の博物館ボランティア「市民学芸員」の情報発信チームが作成する壁新聞です。テーマ選定から情報収集、記事のレイアウトまで全て市民学芸員が行い、自然・歴史・文化に関する様々なトピックスについて、市民目線を取り入れながらわかりやすく紹介しています。
今回の「伝説の中のさがみはら女子」は、多数のドラマ・映画に出演し、女優業でも幅広く活動されているモデルの冨永 愛(とみなが あい)さん、パリオリンピックの金メダル獲得が記憶に新しいスケートボードの吉沢 恋(よしざわ ここ)選手、相模原市がホームタウンの女子プロサッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」といった、近年活躍が目覚ましい本市ゆかりの女性たちに着想を得てテーマとしたとのこと。
「美女谷の照手姫」、「隠れ里の折花姫」、「くしかわ姫と櫛」、「おぎんさんの恋」、「日金沢(ひがんざわ)の照手姫」、「村人を救った照姫」、「お花さんと一遍さん」の7つのお話をイラストと写真付きで紹介しています。情報発信チームメンバーによる、各伝承の女性たちをイメージしたかわいらしいイラストは必見です。
それぞれの伝承地は市内マップでご確認いただけますので、お話を読んでから実際に行ってみて「伝説の中のさがみはら女子」に思いを馳せるのもいいかもしれません。
ご来館の際は、『市民学芸員かわら版』最新号をぜひご覧ください。
(歴史担当学芸員)