近・現代史講演会を開催します。【2月9日午後】

当館では尾崎行雄に関連する人物などをテーマに、毎年「近・現代史講演会」を開催しています。

今年は「高峰譲吉博士」がテーマです。
現在、アメリカのワシントン、ポトマック湖畔には桜が咲いています。
この桜は尾崎行雄が東京市長を務めていたころ、アメリカからの依頼に応えたもので、日米親善の象徴でもあります。
この依頼には当時アメリカに滞在していた高峰譲吉博士の協力がありました。

高峰譲吉博士(1854~1922)は化学者及び実業家であり、アドレナリンの発見者です。
若いころは農務省に勤め、日本初の人造肥料会社を設立しました。
そしてアメリカに拠点を移し、消化酵素であるタカジアスターゼの発明、
アドレナリンの発見など、大きな業績を残します。その後、日米親善に尽力されました。

高峰譲吉博士(高峰譲吉博士研究会 提供)

今回は講師に高峰譲吉博士研究会の理事長である清水昌(さかゆ)さんをお招きし、高峰譲吉博士についてご講演をいただきます。

開催日は2月9日(日)、午後1時30分から当館大会議室にて行います。
入場無料・申込不要です。参加ご希望の方は当日、会場までお越しください。

尾崎幸雄の桜に関するエピソードを知ることができる機会ですので、ぜひご参加ください!

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