「相模原ふるさといろはかるた」とは、市内47か所の名所・旧跡を楽しく遊びながら学ぶことができる“かるた”で、当館の博物館ボランティア「市民学芸員」が7年がかりで制作したものです。秋の企画展「学習資料展」や市内各所での出張展示などにより徐々に知名度を上げつつあるのか、最近では学校利用のみならず、個人の方からの貸し出し希望も増えている当館の人気コンテンツのひとつです。
この「相模原ふるさといろはかるた」を、麻布大学いのちの博物館で出張展示しています。

展示の様子

実物のかるたを展示しています。
当館と麻布大学いのちの博物館は、令和5年4月に連携に係る覚書を締結して以来、ミニ展示やワークショップ、講演会などをとおして相互に連携しながら普及事業に取り組んでいます。つい先日、菊水健史(きくすい たけふみ)教授をお招きして行った連携講演会が記憶に新しいと思います。
今回は、当館の博物館ボランティア「市民学芸員」による出張展示を、麻布大学いのちの博物館で開催しています。展示の設営は、もちろん市民学芸員かるたチーム有志のメンバーが自ら行いました。

みんなで協力してマップを貼り付けているところです。

設営完了!かるたチームのメンバーで記念撮影!
この展示では、実物のかるたのほか、札の題材となっているものや場所をマップで紹介しています。また、実際にお手に取っていただけるよう、貸し出し用のかるたも1セット置いていますので、ぜひご覧いただきたいと思います。出張ミニ展示の詳細は、こちらをご確認ください。
あと数日で4月に入り、新たな出会いの季節がやってきます。この春に麻布大学へ入学する新入生の皆さまをはじめ、たくさんの方に「相模原ふるさといろはかるた」を知っていただけるとうれしいです!
(歴史担当学芸員)
※麻布大学いのちの博物館はどなたでもご観覧いただけますが、入館は電話による事前予約制(☎042-850-2520)です。開館情報、入館方法等については、麻布大学いのちの博物館ホームページをご覧ください。