いろいろ咲いています

4月18日、博物館周辺では次々と花が咲いています。
まず、野生ランのエビネがまだ少しですが咲き出しました。

エビネ

博物館の敷地内では、前庭と中庭へ開館当時に植えられたものが、少しずつ増えて毎年咲きます。前庭の方がやや早く、中庭はおそらく来週には咲くはずです。
こちらはアケビです。

アケビの花(雄花)

明るい若葉の色にマッチした絶妙な色合いです。
こちらはちょっとマニアックな花ですが、ヒメコウゾです。

ヒメコウゾ

クワに近い仲間の樹木で、花弁はありませんが、球状のものが花です。午前中の早めの時間によく見ていると、黄色く見える雄しべから、シュポっというかんじで花粉が飛びます。
そして、フデリンドウは今が見ごろです。大きな株が咲き出しています。

大きな株が咲き出しました

今年の最大級の株はこちらです。10花以上つけた株が隣り合って咲く姿は圧巻です。

今年最大の株?(2株が隣り合っています)

こちらは植物ではありませんが、正面のアプローチ付近に発生したアミガサタケの仲間です。

アミガサタケの仲間

博物館周辺では毎年どこかしらで発生しますが、場所は毎年のように移動して定まりません。まさに、神出鬼没。今年は警備員さんが見つけて教えてくれました。
次々と咲き出す花を追いかけるのが大変な季節です。
(生物担当学芸員)

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